山下ふみこオフィシャルブログ

2015.07.31

高尾山古墳と御神木

高尾山古墳の墳丘周辺には御神木と思われる大きな樹木が伐採され、根を残したまま立ち枯れたままになっている。
関東方面の神社関係の方から連絡が入り、移転した二つの神社、熊野神社と穂見神社や御神木についてお話を承る機会を得る。
その方は古墳より、神社や御神木について語って下さった。ここでは誤解を招くことにもなるので言えないが、やはり私たちは今回のことをきっかけに、神や命に対する感謝や畏怖・畏敬の念を忘れてはいけないと思う。

高尾山古墳が全国放映されたことによって、多くの方から御神木について心配の声があがっていた。それで、許可を得て墳丘周辺の木の状況を見てもらう。

このクスノキは南に面している幹は、日差しで乾燥して樹皮がなくなり再生は無理だが、北側からは見事に芽吹いてきている。

シイノキも同様に、出ている根に土をかぶせることで今なら木は生き返るという。しかし、このような幹の切り方を普通はしないという。無残な切り口である。

根がむき出しになっていても御神木と思われる木の生命力は強く、大半の根は枯れているが、再生してきている。

しかし、このままだと根が乾燥してしまうので、土を今までかぶせてあった処までかぶせることで再生するという。

常緑広葉樹のタブノキも同様に今また生命を吹き返している。

このクスノキを見るたびに胸が痛くなるという人が多くいる。根の周囲は4mはある、樹齢500年以上ではないかと言うこの御神木は既に枯れてしまっている。このままだといずれ崩れてくるだろうという。

神木(しんぼく)は神体のこと。神社の境内にある神体としての木、その周りを囲む鎮守の森や伐採をしないとされる木を指すらしい。
神社によっては社を持たず、神木をそのまま神体として祀っているところもあり、また神社はなくとも自然そのままにある神木が多くの信仰を集めている場所もあると言う。
このように陽射や風雨にさらし続けているこの無残な状況に、何とか生き返らせて欲しいという声に、どうしていいのか、成す術がないまま・・・でも、このままでいい訳がないのは誰でも分かっているのだが・・・
御神木を守ることはできないのだろうか。

ある方から
「・・・やはり古墳と神社は先人の思いと神様のお気持ちが重なり合っている場所だと沼津の事を思いながらしみじみ実感しました。
是非頑張っていただき良い方策で解決される事を願って止みません
。 」

2015.07.31

高尾山古墳保存について議員への回答書

市議6人が市長へ高尾山古墳の保存に向けて申し入れを行った(7/6)それに対する回答が(7/30)あった。市長は私たち議員6人の申し入れについても、高尾山古墳の件に関しては誰とも会わないことを明言していることから、私たち議員の申し入れについても秘書室長に手渡すことになった。

しかし、今日の回答についても、下記に添付をしたことでお分かりのように、これが議員6人に対する市長の回答と言うのでは、あまりにもひどいものである。本当に市長の回答なのかと疑いたくもなる。

また回答書もさることながらその対応についても、当初、回答書を広報公聴課が1人の議員に届けに来たらしい。そこで、ある議員が我々議員に対して、その回答対応は何事かと怒り、回答書を受け取ることを拒否。再度6人の議員全員が集まった中で、企画部長、教育次長、建設統括監、広報課長、市民相談センター所長が対応をし、回答書に対する説明と質問の場を設けることになった。

私たち市長与党ではない議員に対して、このような差別的待遇を受けることがたまにあるが、仕方がないと諦めることもあった。しかし、今回この対応に毅然とした態度で抗議した先輩議員の姿勢に対して、やはり、議員一人ひとりは市民の負託を受けているわけで、その市民の負託に対して、責任と誇りを持つべきであると再認識をする。

8月のお盆明けには協議会を持つという市長の記者会見発言に対して、その手順や考え方について質問をしたが、未だにその内容について確固たるものがない状況であり、最終的には市長の政治的判断に成るわけである。

しかし、この協議会を単なるアリバイ作りにさせないために議員としての責任は重い。
市民の思いを反映させた協議会になるように、その行方について、しっかり注視し公正なものにしなくてはならない。

下記が申し入れ書、そしてその下が今回の回答書である。(クリック→拡大)

市長要望書

2015.07.26

子育てママたちの反戦デモ

7/26(日)9:30~清水町・柿田川公園で子育てママたち4人のグループ「Tea+α」が企画した“みんなのHAPPYアクション”反戦デモに参加。

その呼びかけには
あなたの すきなことは なんですか?
あなたの すきなひとは だれですか?
大切なものを 守るために 集合しよう
今必要なものは みんなの想像力と行動力

こんなステキな呼びかけに集まった半数は子育て中のママたち、そして中高年の方々。暑い中、歌が流れ、みんなのスピーチが始まる。そしてサントムーンを囲む形で一周しながらのデモ行進。

マイクを持ったママたちの切ないまでに真剣なコール
「集団的自衛権は要らない」
「子どもを戦争行かせない。恋人を戦争行かせない。孫を戦争行かせない・・・」
彼女たちに合わせて、マラカスや太鼓でリズムをとり、警察の警備の下に、軽やかに、そして深く心に訴えかける反戦デモでした。

今朝の東京新聞に、元内閣官房副長官補・柳沢協二氏の記事が掲載されていた。
安倍首相がテレビに向けて、安保法案での集団的自衛権行使を火事で例えたことが載っていた。例え話とはいえ、戦争を火事に例えるとは本当に国民をバカにしたものである。

今朝の東京新聞に、元内閣官房副長官補・柳沢協二氏の記事が掲載されていた。

安倍首相がテレビに向けて、安保法案での集団的自衛権行使を火事で例えたことが載っていた。

例え話とはいえ、戦争を火事に例えるとは本当に国民をバカにしたものである。

柳沢氏は「支持率が下がったということは、国民が信頼していないこと。それでもやるというのは、もはや民主主義ではなく、独裁だ」と。

今回の女性たち、とくに若い子育てママたちの反戦デモが全国に広がっている。子どもや夫を守りたい、当事者だからこそ真剣で、その危機感は母性本能であり、戦争の怖さが家族の身に迫っている事を感じている。

子どもを守ろうとする母の感は鋭く、安倍政権が、何を言おうが、戦争は人殺しであることを見抜いている。

よくも、まあこんな例え話を出してテレビで説明をしたものである。

柳沢氏は、「家事と武力行使は全く違う。武力行使は反撃を受ける。法案の本質は戦闘であり戦争だ。
集団的自衛権行使は、自分から出かけて戦う話だ。」

例え正当防衛であったとしても、こうやって武力行使を行うことが、憎しみの連鎖を招いていく。
世界には生まれてきてから平和を知らない、戦争をしている状況しか知らずに生きている子どもがいる。

安倍政権を支持した選挙民の責任は重い。目の前の既得権益のために、経済、経済、経済優先を掲げて衆議院選挙に圧勝した。そして、その経済優先施策が、戦争なのかと疑いたくなる。

しかしこの暴走を止めるのは、私たち国民の一人一人が行動すること。そして声を上げること。今度ばかりは自分や大事な家族が犠牲になることなんだから。当事者だもの。

最後に、この反戦デモに参加したママたちは、教科書問題についても勉強を始めている。
先日7/22に沼津市の教育委員会定例会で「中学校教科用図書、市立高・中等学校教科用図書採択について」傍聴をしていたところ、そのママたちにそこで出会った。

教育の根幹である教科書の選択は、実は非常に大きな問題だという認識の下に傍聴をしている様子。
本当にこんな短時間で教育委員会は、協議会の意見通りに教科書採択を同意していたとは知らなかった・・・

本当に母親の視点は鋭く、その真剣さに私も学ぶべきだと反省をした。

2015.07.26

高尾山古墳/道路の両立

7/26(日)13:00~沼津市の高尾山古墳の保存と道路事業の両立を巡って、TBS・噂の東京マガジンが7月ごろから取材に来ていました。今日放映されました。
全国放映されるほど、この問題が国宝級の古墳だということです。
高尾山古墳の王は邪馬台国の卑弥呼と同じ時代を生き、対抗勢力だった可能性もあると言われています。
将来に向けて、残しておけば新たな歴史的史実が解明され、日本の教科書を塗り替えるかもしれません。1800年間も残されてきたこの古墳を、人間界の都合で壊していいものかどうか。


経済社会は刻一刻と変わっていく中で、持続可能な社会を創り上げていくことは、「歴史と文化を大切にする」普遍的な価値を大切にすることから始まります。

そんな「まちづくり」こそ沼津の歴史と風土の下に培われてきたのではないでしょうか。原点に立ち戻ることが、このまちの生き残る術にもつながっていくと思っています。

後世に誇れる決断を!!

2015.07.20

第68回・香貫山影奉仕の活動

7/18(土)第3土曜日、毎月9:00~香陵台に集合し、清掃活動をしている香貫山影奉仕です。今日はシルバー人材センターの方が、下草刈りをしています。シルバーは1時間ごとに1時間の休憩を入れながらやらなければならないらしい。確かにこの時期は熱中症にならないように水分補給にも気を使います。

頂上に行く山道ルートが草茫々で、入り口の草刈。すっかりきれいに・・

ゴミ拾いから始まった香貫山影奉仕の活動は、今では山道や駐車場の整備、木の剪定など次第に本格的な装備が必要になってきている。
そうなると機材の扱い方講習を受けてくる人も必要になったり、活動の幅はどんどん広がってきている。

来月は8/15(土)9:00~「沼津市ひとり親会」の方々と一緒に清掃活動。
10:00~11:30 子どもたちと一緒に、山の体験「自然に触れよう」イベント
静岡県の環境学習指導員の方がきて、一緒に宝探しやクイズなどネイチャーゲームを、雨天の場合は、茶屋でアニマルクラフトです。
どうぞ、夏休みの体験型環境教育プログラムに参加してみませんか。(申し込み7/31まで)

2015.07.16

高尾山古墳の保存を求めて県教育長へ

7/16、今日は生憎の豪雨予報の中、静岡市でも雨が時折激しく降ったり、止んだりしている。
昨日に続き、今日は静岡県教育委員会・教育長へ高尾山古墳保存の要望書を手渡すために市民団体の代表3名は県庁へ向かった。

ここでは報道陣も一緒に教育長室への取材も許された。
3代表者は教育長へ要望の趣旨を説明し、直接手渡すことができた。また、取材においては担当部局からはご配慮いただき恐縮する。昨日の対応とは全く違うこの差は一体何だろうと素朴な疑問を持たざるえない。

廊下でインタビューを受け、その後、エレベーターまで職員に見送って頂いた。
外は大雨だったが、タクシーを拾うことができず、濡れながらも電車が止まらないうちにと足早に駅に向かった。
一同、県の対応に感謝しながら、行った甲斐があったとホッと胸をなでおろし帰宅の途に就いた。
(下記は教育長へ渡した要望書クリック→拡大)

2015.07.15

高尾山古墳の保存を求めて市長・教育長へ

今日7/15、高尾山古墳の保存を求める3団体の代表が市長と教育長へ要望書を届ける。市長は高尾山古墳についてはどの団体とも会わないと言う方針から、政策企画課秘書室・室長に手渡した。

今回の申し入れは、市内の文教関係者等の方々が高尾山古墳を保存する賛同人として28名が名前をあげて下さっている。この申し入れには間に合わなかったのですが、今も市内外から賛同の意を表明して下さっている多くの方がいる。

次に向かったところは、7階の教育委員会事務局。教育長へ手渡すはずが、前日になって会わないことになり、急遽、教育企画室・室長に手渡すことになった。それも廊下で手渡すことに・・・何と市民に対するこれが教育委員会の対応か・・・


日程も時間の指定も教育長の都合に合わせたにもかかわらず、突然、前日の夕方になって電話があり「会わない」、「ではいつだったら会えるのか」の質問に対しても、「会わない」では市民に対して何の説明にもなっていない。
高尾山古墳を守る市民の会に対して、会わない、会えない理由とは何なのか。
本来、教育委員会として文化財を守るべき立場の教育長が、古墳を守りたいという市民団体の思いを、自ら閉ざしてしまう行為は、その責務を放棄したと言われても弁明の余地はないだろう。

今回の対応にも関わらず、3団体の代表者たちからは、何一つ行政に対する批判がなかったが、私としては市の対応は残念の極みである。

文化財保護法には
政府及び地方公共団体の任務
第三条  政府及び地方公共団体は、文化財がわが国の歴史、文化等の正しい理解のため欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化の向上発展の基礎をなすものであることを認識し、その保存が適切に行われるように、周到の注意をもつてこの法律の趣旨の徹底に努めなければならない。
つまり、文化財保護は行政の任務であると法律に示されている。

次に沼津市教育長に対する事務委任規則がある。

教育委員会に属する権限を教育長に委任するか否かで、誰に権限があるのかが変わってくる。この規則は、文化財に関することは教育長に委任するとは書かれていない。さらに規則の冒頭には、「但し、重要と認められるもの、異例に属するもの等については、教育委員会に権限があると解釈される。(以下規則)

教育長事務委任規則

教育長は委員会の席で、「文化財の保護に関する権限は自分にある」と答弁している。しかし、この規則には、重要と認められることは、教育長ではなく教育委員会にあると解釈できる。

しかし、教育長の答弁をそのまま受けるとするなら、なおさらのこと、市民団体が古墳の保存を望んで教育長にお願いがあるので、その思いを聞いて欲しいと言ってきているのです。
賛成とか反対ではなく、市民の思いや要望に対して、会わないということが基本的な姿勢だとはまさか言わないと思っていたのだが、土壇場でのこの対応は本当に残念としか言いようがない。

会わない理由を市民に対して、どう説明がつくのだろう。
私は多数者からこぼれた少数者のいろんな意見に耳を傾けていく、そして、合意形成を図っていく、それが政治に関わるものとして本来の姿であり、教育者としても根本的な姿勢であると思う。

2015.07.11

第1弾・高尾山古墳を知ろう!静大・篠原教授

「歴史と文化を大切にしたまちづくり」の第1弾を7/11開催。
参加者は200名余。スタッフを入れると220名以上の参加者となった。
その多くはもちろん沼津市民ですが、西は富士市、静岡市、牧之原市、東は横浜市、千葉市~の参加者もいて、ネットや新聞で知り来て下さったようです。

静大・考古学の篠原和大教授の「高尾山古墳が語るもの」
1・高尾山古墳はどんな古墳か
2・高尾山古墳が造られたのはどのような時代か
3・高尾山古墳にはどのような価値があるのか―なぜ保存なのか

私たちが最も注目したいのは、邪馬台国・卑弥呼と高尾山古墳の王との関係である。
先生の話の中では、「倭人伝の中では卑弥呼と狗奴国の抗争が記される。大和を中心とした地域を邪馬台国の国々、狗奴国を濃尾平野の勢力と考える人が多い。東日本の地域が狗奴国とのかかわりが深いとみると高尾山古墳の主は、卑弥呼の対抗勢力であったという見方になる。一方、こうした大型古墳の築造が後の大和主権を築いていく大和中枢部との関わりになるとみるならば、むしろそうした先進的な拠点を形成したものとみることになる。」
「確かに、卑弥呼と同年代に活躍し、同じ頃に亡くなって埋葬されたわけである。だからこそ、その活躍時期において二人は接点を持った可能性は高い」と説明。

歴史学者の磯田先生は、≪魏志倭人伝に「女王卑弥呼、狗奴国の男王卑弥呼子(ひみここ)ともより和せず」とある。卑弥呼と戦っていたのが、この卑弥呼子の古墳の可能性も否定できない」ともいっている。

最後に篠原先生は
「日本列島の政治的な社会の成り立ちを知る上で極めて重要な遺跡。残せば,恐らく史跡として活用公開され、未来にわたってその価値は繰り返し高まるだろう」
と。

最後に高尾山古墳を守る会の代表・杉山さんの挨拶
「この高尾山古墳を守り、保存に向けての活動は今やっと始まったばかりです。多くの人から頑張ってという声をもらうが、私たちが頑張るのではなく、皆さん一人一人が声を出し、行動しなければこの高尾山古墳を守ることはできません。署名活動は皆さん一人一人の声を表明するものです。是非一緒に行動をしていきましょう・・・」

今日から署名活動が始まりました。よろしくお願いします。

2015.07.10

高尾山古墳と道路の両立を図る図面公表

昨年の庁内検討会において、古墳と道路との両立を図る為に8案検討したという。しかし結局、文化庁や県教育委員会で了解を得たものは、その8案の中ものではなく、9案目の図面であった。

しかし、市の言うように本当に道路との両立が図られないのか、私たち議員に担当課が説明をした時の図面を、再度資料として請求をしたが、それは結局、情報開示請求をすることになり、6/22に開示請求を行った。

6/22に開示請求を行い、規定による開示諾否の決定期限は7/6までの15日間。
しかし、7/6に担当課から期限の延長を求めてきた。

「公文書開示諾否決定期間延長通知書」決定期限は7/21と明記され、さらに15日間待つことになったわけだが、担当課はなるべく早く出すように努力をするという返事であったので、止むなく了承をすることにした。

しかし、驚いたことには、私が知らない間に、7/9に関係議員全員に私が請求をした図面、1から8案と9案全ての図面を公表し、各議員自宅まで道路建設課が届けに行っていたことが分かった。

7/9に、9案までの図面が各議員にわたっていた。
「公文書開示諾否決定期間延長通知書」に示されていた延長の理由「短期間での諾否の決定をすることが困難であるため」
延長後の決定期限は7/21までとあったのに・・・
7/9に各議員に図面が渡ったその日、15:50ごろ図面を渡すという連絡が入り、私は市役所へ出向いた。これってどういうこと??

今までも、私は止むなく欲しい資料が入手できない時には、情報開示請求をすることは多々あった。その時の担当者は、他の議員の手前、私だけに資料を渡すわけにはいかないから、開示請求をして欲しいといわれたのも理由の一つである。。

しかし、今回のやり方は道義に反する
情報公開制度の目的
第1条「市民の知る権利を尊重し、公文書の開示を請求する権利を定める」つまり、その
情報開示は請求権を持っている人、つまり私に開示することがまず優先されるべきであろう。

今回、議員に開示されたことは良いことだと私も思う。
しかし、担当課が期間延長の手続きまでして、延長した事の妥当性が本当にあったのかどうか。
延期は行政処分である。
その行政処分が妥当だったのかどうか私は沼津市に問いたい。

本来は処分期限内で開示をするべきであり、その延長申請から、3日目には各議員に全ての図面が渡っていたことは、本来の延期に対する妥当性が本当にあったのかどうか、こういうやり方に対して、道義的妥当性を私は問う。

さらに、その時に「開示請求の取り下げをして欲しい」という要請に絶望的になった
図面が議員に公表されたからいいのではなく、公文書開示請求権の行使により、市の保有する情報を市民に対して公開していくという市の責任と義務を全うすることがこの制度ではないのか。

市が保有する公文書を公開することにより、市民の市政への参加を容易にし、市民参加の行政が推進されることである。それこそが、公正で開かれた市政の発展に役立つものである。

議員に図面がわたったことで良しとするならば、市民にとっては開かれた情報にはならないということを担当課はどう考えているのだろうか。
道義的な配慮に欠ける当局姿勢こそ、公正で開かれた市政の発展を阻害するものではないだろうか!

2015.07.10

高尾山古墳の保存、6議員が申し入れ

7/9、道路建設のための古墳発掘調査費5100万円に反対した6人の議員で、市長への申し入れを行った。
しかし、市長は賛成派にも反対派にもどちらにも、しばらくは会わないということで、結局、議員に対しても会うことはなく、私たちは秘書室長に託して、その全文を読み上げて手渡すことになった。
しかし、今だからこそ、市長は多くの意見を聴く機会を持ってほしいと思う。
そこからがスタートではないだろうか。

「原形保存を前提とした高尾山古墳の保存についての申し入れ」
趣旨
高尾山古墳の原型保存と道路建設の両立を願い、誇れる沼津のまちづくりを進めていただきますように。
(画像クリック(拡大)

2015.07.09

テレビ朝日モーニングバードで高尾山古墳

テレビ朝日・モーニングバードで高尾山古墳の問題が取り上げられた。

この6月議会において、道路建設のために古墳発掘調査費5,100万円が他の予算と一緒に計上されていた。
今議会においてこの予算が賛成21人:反対6人で賛成多数で可決された。
つまり、調査と言う名目のもとに、古墳は削り取られ、姿を失うことになる。
しかし、議会後、
市長はメディアの「古墳発掘調査は執行するのかどうか?」と言う質問に対して、「一時保留をする」と答えている。
そして、「予算は執行しないことはいくらでもあるので、執行しないことは問題ではない」とまで答えている。
では、道路建設と古墳保存の行方は今?

2015.07.08

保育園での紙芝居屋さん

毎月第1月曜日、仲間と一緒に保育園での紙芝居屋さん。子どもたちの関心をどうやって向けるのか、読み手の技なのか、それとも紙芝居の選択なのか。毎回園児たちのパワーもらいながらも、ちょっと緊張します。でも園児たちと息がぴったり合った時はすごくうれしい瞬間です。

紙芝居が始まる前に飴玉を選んでもらって、その飴を舐めながら紙芝居をみてもらいます。飴玉を選ぶときの子どもたちの真剣な顔。

大きな絵本を二人がかりで持ちます。このコンビは最高の読み手、だから毎回、私も引き込まれます。

年少さんと年長さんのクラスの園児が参加。1年もすると、みんな年長さんになるとこんな風に見ていられるようになします。

子どもたちの素早い反応にこちらもどうやって対応しようか・・・

子ども劇場の紙芝居。いつもは図書館で借ります。やなせたかしさんの「やさしいライオン」
すごく感動します。

ほらほらほら、みんな集中しているでしょう。この集中力が1年経つともっと違ってきます。月1回の紙芝居ですが、その成長ぶりには目を見張ります。

2015.07.03

鉄道高架のための貨物駅用地売買進展?

沼津市の鉄道高架事業に伴い、原の貨物駅用地の2人の地権者が売買契約を結んだとセンセーショナルにテレビでも放映された。
この原の地権者には「貨物駅に土地を売らない地権者の会」と同じ地権者でもこの会に入っていない人たちがいるようです。
報道されている地権者の方は、反対地権者の人ではなく、今までも売りたいという地権者であったが、相続等の問題で長引いていたようであり、今回やっと売買契約に至ったと聞いている。もしそれが事実なら、報道とはだいぶニュアンスが違ってくる。
「事業前進に弾みが付き、新たなスタート」とコメントにありましたが、それとはほど遠いものだと思う。

先日の一般質問では、原の地権者「貨物駅に土地を売らない地権者の会」に対して、

K議員の質問:「全市的な公益性や公用を優先すべく早く事業を進めるためには強制収用も視野に入れていくべきと考えますがこれに対する認識を改めてお伺いします。」と質問をしている。

当局側の答弁:現在、県と市が協力し、地権者の皆様の御理解、御協力をいただけるよう訪問しているところでありますので、土地収用法による手続を議論する時期ではないと考えております。

議員として、強制収用の重みをどれだけ認識しての質問であったのか。同じ市民に対して、県知事でさえ「強制収用はやらない」と明言しているのに、地権者にとってその言葉がいかに冷酷な質問であるのか、一度でも考えたことがあるのだろうか。
いくら高架化賛成の立場とは言え、地権者の気持ちを逆なですることが得策であると考えたのだろうか。
高架化賛成と言う多数派の奢りの何物でもない。

静岡空港建設の時は、やはり反対地権者がいて最後は強制収用になったが、確か最後に残ったのは4人の地権者であったと思う。その時の住民の抵抗の状況が連日放映されたが、同じ県民に対してこのような暴力的な強硬策を二度と繰り返してはならないとその権力の傲慢さに身震いがしたものです。
そして結果として静岡空港は赤字であり、県民の生活を今も圧迫するものになっているではないか。同じ過ちを繰り返してはならない。(因みに原の反対地権者は40人ぐらいと聞いている。)

2015.07.01

高尾山古墳を今壊す理由って?

議会最終日6/30に一般会計補正予算の反対討論を未来の風・殿岡議員が行いました。この間、一般質問や委員会での質疑、そしてこれまでの調査や考古学者の意見を聞く中で、私なりに見えてきたことを整理しまとめてみました。

H27年度一般会計補正予算、8款土木費 高尾山古墳発掘調査費について反対の意見です。
この予算編成時の状況は今の状況とは全く違う。当時は市民の動きは全くなく、今は市民団体・考古学協会、県考古学会・有識者等の多くの保存を求める声があがっている。

6つの理由から高尾山古墳の存続と道路については改めて協議すべきである。

1:基本方針が道路事業優先と昨年出されてから現在に至るまで、一度も市民へ説明がされていない。
2:委員会の議論の中で解体して新たな知見を求めるべきと言う意見について→これからの調査は古墳を壊してまでの価値ある知見は得られないだろう。国民的な歴史的財産が、壊せば永遠に失われてしまう。
3:破壊されたのは全体の27パーセントで埋葬施設等の主要部分はほぼ完全に残っている。
  国史跡として充分指定されるものである。
4:高尾山古墳を道路整備しても国道246号にはつながらない。途中の岡宮北土地区画整理事業の完成は35年度で、ここが進まない限り道路は繋がらない。
5:道路の計画はH16年のパーソントリップ調査を基にH26年の交通量を予測し事業の継続を判断。しかし、H27に県はパーソントリップ調査を開始するので、より精度の高いデーター結果を待つべきである。6:埋蔵文化財の保存について、本来
協議すべき教育委員会が協議していなかった。

まとめ
今、時代が求めているのは、其々の地域固有の歴史や文化に裏打ちされた個性豊かな地域づくり・人づくりです。このような社会的要請に的確に対応していく必要があるのではないだろうか。そして何よりもこの数週間の古墳の存続を願う事態の変化を認識すべきである。

多くの市民がこの古墳の重要性に今気づき始めたばかりである。
国民的財産を市民の誇りとして、改めて、市民と共に議論すべきである。
この高尾山古墳発掘調査は道路事業のためであり、古墳そのものの存在が調査と共に削り取られてなくなってしまうのです。
以上の理由から反対をします。

2015.07.01

高尾山古墳の行方 再検討か

6月30日、6月議会の最終日。最終本会議において、今まで審議されてきたことの最終的な採決が行われる。今回の高尾山古墳の発掘調査費をめぐって、6月に入ってから本当に怒涛のような動きであった。
6月に入ってから古墳を守る市民団体が結成され、それから本会議は6/9から始まった。

注目されたのは一般会計補正予算の8款土木費:沼津南一色線道路改良事業費5100万円の行方。
高尾山古墳埋蔵文化財発掘調査のための予算である。しかし、これは4億2616万円の補正予算の中に一括されているため、難しい採決を迫られた。
多くの報道陣が見守る中で、採決の結果は21:6で賛成多数で可決。

その後、市長は記者に囲まれ、高尾山古墳の行方について「ただちに予算を施行しない。保留をする」と答えている。
今後は学識経験者も含めた協議会を立ち上げるということだが、
協議会のメンバーにどういう人材を選ぶのかで全く議論の方向性は変わってくる。
そして何よりも古墳を残す前提での両立であるならば、その大きな要因は財源の問題である。
財源の見通しなくして、この両立は図ることができない。

今後この両立が図られる方向性があるとするならば、財源の見通しと市民の古墳に対する再認識の広がりは欠かせない。
この3週間の議会において、本当に多くの方がこの高尾山古墳存続について動いて下さった。それは怒涛のような動きだったと言っていいのかもしれない。
市民団体の陳情書の提出を受け、議会は現地を訪ね、連合審査で議論をしている。
そして市民団体の設けたネット署名は1日で数千人が集まる日もあったり、県考古学会も会長自らが市長や教育長に保存声明文を届けたり、今も全国的な広がりは続いている。

そういう怒涛の中におかれた高尾山古墳の存続。
邪馬台国の卑弥呼から注目をされていたこの東国最古の王は、1800年の孤独の眠りからやっと目覚めたと思ったら、今度は自分の古墳破壊が持ち上がっているとは。
1800年のこの歴史の中で、この古墳は国民共有の財産といえども、スルガの国発祥の地であり、沼津市民のルーツである。市民が気付いた時にはすでに道路のために消える寸前の運命であった。
でも今は違う。多くの市民がメディアの報道によって気づき始め、その輪が全国に広がっている。

市長のいう「両立再検討」が、本当の意味での公正な議論になりえるのか、そして市民の気づきの輪が広がっていくのか。
沼津市にとっても、そして市民にとっても民度が問われている。

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