
ますます困窮する財政から 私も目をそらさない
2018年4月の市長選では結果を得ることができませんでした。でも、市長選に挑んでみてあらためて分かったことがあります。市民一人ひとりが抱えている問題です。そして一人ひとりの優しさや熱い思いと同時に伝わってきたのは市政に対する失望感でした。そして私の至らなさも分かりました。
今、私たちは「幸せ」と素直に言えるでしょうか?
人の価値観も生活環境も大きく変わってきているのに、政治は相変わらず過去の手法にしがみついています。もはや経済成長やモノの所有では、「本当の豊かさ」を語れなくなっています。
本当にその人がその人らしく生きていける暮らしを守り、安心して支え合える社会を創っていくには、私たち一人ひとりが、意識を変えていかなければなりません。そして政治のあり方を変えていかなければならないと今まで以上に強く思うようになりました。
誰も置き去りにしない、誰もが幸せと思える「本当の豊かさ」を実感できる社会を目指して、今必要とする政治のあり方を追求する無所属市民派議員として、市民の幸せと未来の子どもたちのために邁進していきます。
2019年1月 山下ふみこ
私の議員としての仕事は、弱い立場に置かれた人の尊厳が守られるために、何をしたらいいかを考え行動をする事です。そして、これが私のライフワークです。社会という中で、あるグループ(多数派)は権力や地位もあり影響力のある立場にいる人と、少数であり、権力も地位もない人は、何かをしようとするたびに壁にぶつかり、何とかこじ開けようともがいたり、その先が行き止まりだったりを経験します。
でも「どうしてもうまくいかない」ことって、実は権力や特権がかかわっていることが多いのかなと思います。
私もある意味、そういう環境(議会)にいるからこそ,社会的に平等ではない差別や偏見によって弱い立場におかれている人を追い詰めるような社会は絶対おかしいと思っています。だから私はそういう人たちの思いを背負ってこれからもやっていきます。それは私の議員の原体験があるからです。