山下ふみこオフィシャルブログ

2018.01.18

成人式と晴れ着

記憶に新しいことだと思うが、1/8成人式当日に、晴れ着が届かないというとんでもない事件が起きた。着物の着付けやレンタルを行う業者「はれのひ」(本社・横浜市)と契約した新成人から、「店に誰もいない」「店と連絡が取れない」などといった相談が神奈川県警などに相次いだ。事態を知った別の業社らがSNSなどでレンタルや着付けの呼びかけを行うなど手助けの輪も広がったが、突然の店舗閉鎖により、300人程度の新成人がトラブルに遭ったとみられる。
私の出身校の大岡中学校でも1/7に校区の成人式が行われた。毎年、当たり前のように振り袖姿とスーツ姿で式に臨んでいる。
一生に一度の成人式だから、振袖で臨むのは本人以上に親の思いもある。その振袖の着付けに美容院に午前3:00に入った人もいるという。

沼津市の成人式は午前10:00から始まるので、着物を着るには朝早くから美容院へ向かわなければならないが、他の自治体の成人式は午後からというのが多いと聞く。
午後からの式典は余裕もあるし、2次会に行くにもいいのでという意見も聞かれる。沼津市の場合は、午後から成人議会があるので午前中は式典にならざる得ないのだろうか。

東京新聞のコラムに考えさせられる記事が掲載。着物を着る側のことしか考えていなかった自分を恥じる。下記の記事を読んでほしい。
私たちはとても忘れっぽい。すぐに、目の前の現象や今の環境に慣れてしまう。それが当たり前になってしまう。(これを思考停止という)これを忘れないように、何度でも深く心に刻んでおくために記しておく。

成人式の晴れ着

2018.01.16

三ツ目ガードの冠水と鉄道高架との誤解NO3

静岡県は最終的にcase1~case5までの5つの浸水対策案を提示し、その中でベストな案としてcase3を工法検討を進めている。その案を下記の図に示していく前に、調整池について問題提起していきたい。

★★★三つ目ガード流域に対して必要な調整池がない★★★
三つ目ガードの自己流域の(緑色)4.52ha+(オレンジ色)3.11haの7.63haの流域面積に対して、調整池を設けなければならない。
本来ならば、7.63haの区域内調整池流入面積に対して、必要な調整容量は6615.21㎥。
しかし、確保されているのは、プラサヴェルデの駐車場地下に調整池322㎥とその東側にある暫定調整池400㎥とその北側にある2号公園地下にある調整池605㎥しかない。
322㎥+400㎥+605㎥=1327㎥が現状の調整池の容量であり、
不足する調整池容量は6615.21-1327=▼5288.21㎥
つまり7.63haの開発区域内の流域面積に対して、本来ならば必要調整池は6615.21㎥だが、現実は20%の調整池しか確保できていないということになる。
なぜ、必要な調整池の容量にならなかったのか?
「沼津市開発許可指導技術基準」がある。開発行為を行うときは、調整池等の設置基準が示されている。
そのなかに、「1000㎡以上の開発行為にあたっては、放流先の排水能力について検討を加え、必要に応じて調整池は設置する。ただし、放流先の河川管理者との協議により、設置しないことについて同意を得た場合はこの限りではない。」と示されている。河川管理者とは狢川の場合「沼津市」である。
当時(H23・12月キラメッセぬまづ建設着工)は、今よりこの基準が厳しくなかったと聞いている。

一般質問において
私の質問:7.63haの面積において、必要な調整池の容量はどのくらいか?
当局答弁:沼津市の開発基準により算定すると、7.63haの開発行為面積に対して、6615㎥の容量の調整池が必要になる。
私の質問:必要な調整池の容量が先ほどの答弁で6615㎥だと。それに対して、今実際に設置されている調整池の容量はどのくらいか?
当局答弁:既存の調整池の容量は1327㎥である。

少なくても、今の段階で必要な調整池は確保されていない。H29.7/13no降雨量は46mm/h(9mm/10min)で、2時間半三つ目ガードは通行止めになったが、幸運にもH29は1回だけの通行止めだったが、今後の局所豪雨を考慮すると不安はさらに募る。

下記はcase3の改修計画を示した図である。(図をクリックすると拡大)

★★県が示した改修案★★
上の図の⑥-1区間(25m)は⑥-2区間と同じ構造の断面改修案。
この区間は狢川の流加能力が不足しているので、国道414号下に、調整池施設(貯水管700㎥)を埋設することによって、ピーク時流量の一時貯留による改修案。
④区間(100m)は水路両側に家屋が密集し、河道の拡幅は困難であることから、流下能力が不足する区間は国道414号下のバイパス水路を計画。

以上の計画が、概算工事費として、算出されている。算出結果においては、その根拠を示した貯留施設直接工事費(1億4606万円)やバイパス施設直接工事費(5230万円)の工法から作業員の数量、単価まで算出されている資料が添付されている。

700余ページにわたる報告書の巻末に協議記録簿としてH17.2/10~3/25まsでの6回行った打合せ記録がある。
第1回:業務内容は「冠水原因を把握し、道路施設、都市下水路(狢川)施設を含め、その対策計画を模索していきたい」とある。
第4回:今後の方針は「改修計画の方針について、庁内及び沼津市と協議を行うため、最終決定は追って報告を頂ける。」と、業者側は思っていたようである。しかし・・・未調整に終わった・・・
第5回:浸水対策計画について
三つ目ガード流域については貯留管で対応する。
狢川については、バイパス水路設置で対応する。貯留管・バイパス水路はボックスカルバート工法とする。
「事業主体(静岡県と沼津市)について未調整である。」
第6回:成果品の提出、業務完了
協議の場に沼津市は1回目のみ参加。その後、沼津市と協議することはなく、この計画は日の目を見ることなく終了。

三島の南二日町交差点のように、改修計画が実施される可能性は、少なくてもこの時点ではあったはずである。
何故、日の目を見なかったのか?

当局答弁は
「本成果は、対策案を幅広く調査したもので、対策を実施するための成案ではないと県から伺っております。このようなことから、対策の実現に向けた県との協議も実施しておりません。」と。この改修計画は高架事業を踏まえた対策であったことを付け加えておく。

私の感想:三つ目ガードの冠水問題は、市民生活において長年の懸案事項だと思う。市民の根幹的な課題においても、沼津市の最重要施策である高架事業が、その三つ目ガード冠水の早期解決を阻んでいるとしか思えない。市民生活に不可欠な事業にまで影を落としていることに対して、沼津への怒りと無責任さとやるせなさを感じるのは私だけだろうか。多くの市民はこの事実を知らされることなく、20年先の高架事業を待つしかないと思い続けるのだろうか・・・

2018.01.11

三つ目ガードの冠水と鉄道高架との誤解NO2

以下の表はH10~H29までの冠水による通行止めの件数。
冠水する状況は5㎜/10分の降雨が30分以上続けば冠水する可能性があるという。H17以降年平均1.1回に減少しているが、昨今の雨の降り方(局地的豪雨)をみると、周辺の開発行為が進んでいけば、さらに冠水の可能性は高くなる。昨今の雨の状況を考えると、さらに冠水の回数は増えていくように思う。
それにはもう一つの理由がある。
一般質問でも指摘したように、開発行為に伴う調整池の問題である。
開発に伴う調整池流域に対して、その流域の雨水を一旦貯留する調整池を確保しなければならないが、必ずしも充分な調整池容量になっていない事に今回の一般質問での調査によって気づく。
これは新たな課題である。(後で説明をする)

三つ目ガードと同じように毎年冠水被害が続いていた三島のイトーヨーカドーを南下した(国)136号の南二日町交差点。此処はH21年以降冠水が起きていない。
それは何故か?

沼津市が高架事業でなければ三つ目ガードの冠水は解決しないなどと言っている間に、三島は緊急豪雨対策事業が行われている。
↓下記の表は近隣市町の冠水によって通行止めが起きている一覧表

御殿川の南二日町地区、周辺の宅地開発によって、局地的豪雨による浸水で道路冠水による通行止めが度々生じていたが、H21年以降対策を講じて起きていない。

さらにH29~H30年度「緊急豪雨対策推進事業」
御殿川の流加能力を高めて大雨等における地域の安全度の向上を図るために、治水安全対策事業を行い、今では道路冠水による通行止めは解消している。

県は「平成16年度(国)414号冠水宅関連都市下水路事業に伴う設計業務委託」の報告書は732ページ余にわたってまとめた報告書がH17年3月に出されている。
そこには業務の目的として
「本業務は、国道414号JR御殿場線横断部(通称三ツ目ガード)において頻繁に発生する冠水被害の解消を目的とした冠水対策基本設計である。
冠水原因を把握し、道路施設、都市下水路(狢川)施設を含め、その対策計画策定における調査、立案を目的とする。」

冠水対策として、「冠水被害を軽減させる計画と、合わせて、三ツ目ガード治水対策を考慮した場合の狢川への影響を調査し、必要に応じて狢川の改修計画も立案した。」とある。

県の700余ページにわたり図面から事業費の概算まで出している報告書に対して、沼津市は単に県が勝手に調査したものだから、対策実現に向けた県との協議はしていないと平然と答弁。↓以下に明記
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私の質問:県土木による基本設計の策定に対し、沼津市はどのように関与し、意思表示をしてきたのか?

当局答弁:内容については把握しているが、本成果は、対策案を幅広く調査したもので、対策を実施するための成案ではないと、県から伺っている。このようなことから、対策実現に向けた県との協議も実施していない。
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なぜ三つ目ガード冠水対策のための事業が実施されなかったのか?

県は浸水対策比較検討案をcase1~case5までの対策案を出し、case3を最適としたのだが・・・
↓比較検討表のcase3

なぜ三つ目ガード冠水対策のための事業が実施されなかったのか?

鉄道高架事業はH18年に事業認可がされてから、それ以降は鉄道高架事業が三つ目ガードの冠水対策の抜本的な対策だと言い続けるための理由にするためだったのだろうか・・・、この計画は日の目を見ることがないまま、その報告書さえ、昨年10月に情報開示請求したものの不存在となってしまった。

報告書の611ページには「沼津駅高架化についてもふれている。
沼津駅高架化に伴い、現在の三つ目ガードのアンダー部は解消されることが予想されるため、仮にアンダー部が解消された場合には、調整池の必要がなくなる。よって、
沼津駅高架化に伴い国道414号が改良される区間は、調整池流域を控除し、解消されない区間については、調整池流域全てを見込む計画とした。

県は、狢川の改修計画については、管理者である沼津市の承諾実施に向けた現実性等を詳細に行う必要があるとしながらも、沼津市との協議に至らなかった・・・

2018.01.11

三つ目ガードの冠水と鉄道高架との誤解NO1

2013年に一度一般質問をしている「三つ目ガードの道路冠水と鉄道高架事業との関係」
今回、2017年11月議会(12/4)において再度質問をする。
今もって、鉄道高架事業を三つ目ガードの「冠水の解決策」かのように広報しているが、これは間違っていないが事実ではない。
つまり、ガード下の雨水は高架によって道路が上がるので溜まらなくなるが、その雨水はどこに行くのか?なくなるわけではない。その雨水はどこか低いところにはけ口を求め、今までの集水域は南側に移動し、冠水地域が広がるので被害はさらに拡大する。

ガード下の浸水域は↓下の地図の水色地域が浸水地域。(これから示す地図は全て県の報告書)

私の質問:鉄道高架と三つ目ガードの冠水の関係とは?
市の答弁:高架事業と狢川(むじな)下流部の浸水対策を実施することにより、浸水被害が解消される。

県は↓⑥-1~⑥-2、④の区間において、改修計画を立てている。(図面クリック拡大)

↓下の図は全体改修計画図
そこには以下に示されている。
「・・・三つ目ガード下流で狢川の流下能力が不足する区間で、川の拡幅が可能な⑥-1は河道拡幅、拡幅が困難な④はバイパス菅を設置。
対策施設を設置することにより、三つ目ガード及びその周辺地区における冠水の解消を目指し、交通障害及び民生の安定を図るものである
つまり、この冠水対策を行うことは、交通の障害や市民生活の安心安全を図るものだといっている。
常習的な冠水をほっておいて行政の責任はないのか。高架で解決という人たちに罪の意識はないのか。

「平成16年度(国)414号冠水対策関連 都市下水路事業に伴う設計」を受注業者「東日」に静岡県沼津土木事務所は業務委託し、その打ち合わせが、平成17年2/10~3/25にわたって調査と打ち合わせが行われた記録簿がある。その打ち合わせには、発注者側の沼津土木と沼津市(2/10)が出席している。

冠水対策はCASE1~CASE5まで計画され、最終的にはCASE3でまとまる。

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